2009年11月30日月曜日

ETV:日本と朝鮮半島-8


 ETV特集 第297回 11月29日(日)
 シリーズ日本と朝鮮半島2000年
第8回 豊臣秀吉の朝鮮侵略

文禄・慶長の役(1592-1598)を起こした豊臣秀吉は、壮大な構想を持っていた。
日本から 朝鮮半島、中国大陸の明、
さらに驚くことには インドまでその覇権を拡大しようと考えていたのだ。
妄想とはいえ、なんとスケールの大きいこと。

そして、朝鮮半島での日本人の侵略は、「壬辰倭乱」とよばれ、凄惨を極めるもの。

前回の話で、境界人という言葉が出たが、国より自分たちのいる地域を大事にし、命や暮らしを守ろうとした人もいたことだろう。

 ⇒ Myブログ:ETV:日本と朝鮮半島-7

しかし多くは 退廃していた当事の朝鮮王朝に従うだけだ。
忠義を尽くした英雄や、名もなき多くの人。 犠牲になった 両国の人々。
だが、そこには 人間として一縷の望みもある。
戦争に疑問を持ち、朝鮮に投降して行った人。 逆に日本に味方した朝鮮の人がいたことが、番組でふれられた。
 
豊臣秀吉が、もっと長生きしていたら、いったいどんな結末になったのだろう?

この頃を書いた本は、何冊か読んだが、これはお薦めです。
 ⇒ 李舜臣と秀吉―文禄・慶長の海戦 ~ pasoboのバインダー(本棚)